日光が犬に与える効果
室内犬としてワンちゃんを飼っておられる場合、飼い主さんの生活リズムや環境により
ワンちゃんがあまり日光に当たる機会がないという方も多くおられます。
日光の中の紫外線は、体内でビタミンDを合成するのに必要で、
カルシウムの吸収に重要な役割がありますし、
殺菌の効果もあるので皮膚病予防にもなります。
ですので、できれば日中は陽の光が当たる環境をつくってあげたいものです。
昼の散歩などがどうしても難しい場合は、
お部屋の中でもいいのでカーテンや窓ガラスを開けるなどしてあげれば、
自分で日なたぼっこしますので、それだけでも十分です。
特に朝日には、浴びることで体内時計を調節する働きもありますので、
その日の夜の睡眠にも影響しますし、心の健康や成長にも役立ちます。
日光を浴びることは、人間にもワンちゃんにも大切なことですので、
よく晴れた休日など、すこしの時間でもいいので一緒に外にお出かけされることをオススメします。
日光浴の注意点
日光には体内でビタミンDを作る働きもあると書きましたが、これについては、
ワンちゃんは人間と違って、それほど効果はないそうです。(猫ちゃんには効果あり)
ですので、必要なビタミンDの大半は食事から摂る必要があります。
また、夏の日差しの強い日や、長時間など過度な日光浴は
日射病や熱中症の危険がありますので注意が必要です。
ワンちゃん自身ではコントロールできない場合もよくありますので、
飼い主さんが適度にしっかりと管理してあげましょう。